第3回 優秀作品発表
題名:別の世界で出会いと別れ  PN:リソール
オンラインゲームは私が18歳の時にとあるCMを見て気になりはじめました。
普通の家庭用のゲームとは違い、自分自身の名前をキャラを決めてその作られた世界の中で遊ぶことができ、当時は学校も行きたくないと思うほどにはまったものです。
その中で住んでる場所が全く違う人たちと会い仲良くなって、悩みや他愛のない話をしました。
もちろん喧嘩に巻き込まれたり、嫌なおもいもたくさんしました。
自分がそんな時に隣にいてくれたのは同じくらいにそのオンラインゲームをしてくれた仲間達です。
危険なめにあいそうなときも教えてくれたり、悩みを聞いてくれたり話してくれたり。名前も声も顔もしらないけれど、ついつい現実ではいわない事をその人達に不思議と話してしまうのです。
普通の生活では見られない自分がその世界にいたかもしれません…。
その1年後、仕事で忙しくなり、しばらくINしていない間にキャラは消えてしまいました。今はその人達はどうしているかわからないけれど、その思い出は今も頭の中から消えることはありません。
その1年後…仕事も生活も落ちつき、久しぶりにそのゲームをはじめからしはじめました。前に遊んだサーバーは違い、毎日は遊べませんが、また新しい仲間たちと楽しくその世界で遊んでいます。
前に遊んでいた仲間達とはもう会うことはないかもしれませんが…オンラインゲームは嫌なこともあるけれど、大切な日々や人々の出会いと別れを教えてくれるものだと私は思います。

編集部からのコメント:
オンラインゲームのキャラクターはまさに自分の分身やからなぁ。
自分の分身が冒険世界は、人の分身もたくさんおるし。
そんな世界は現実と一緒で、もめ事だってたくさんあるねん。
でもなぁ、現実と同じくらい素敵やおもろいこと、素敵な出会いもいっぱいあるねん。
仲良くなった人との別れはつらいけど、新しい出会いもある。
現実もオンラインゲームもおんなじやねん。
そんな素敵な出会いと別れをオンラインゲームで学べるってやっぱ素敵やでぇ。

題名:あいさつ  PN:ぽぽん
戦闘系が疲れて今はまったりできるゲームをしてます。
そこは、ゲームに入ると「おかえり^^」ゲームを終わる時は「おやすみ^^」「また明日ね^^」といい合います。
「おかえり」と言われると何故か”帰ってきた!”って感じがして嬉しくなります。
「おやすみ、またね」と言われると明日もまた来ようって思いになります。
簡単で何気ない挨拶だけど凄く『大事だなぁ』と思います。

編集部からのコメント:
慣れてくるとなぁ、挨拶っておざなりになりがちやねん。
でも、「おかえりなさい」ってとか「おやすみなさい」とか、言ってもらえるとめっちゃ嬉しいやん。
ちゃんと挨拶しようや!

題名:友達  PN:Funya
中学校3年生のときに、親の都合で転校しなければいけない状況になってしまった。
自分は友達と離れ離れになってしまうことがとても悲しかったが、自分ではどうしようもなく、親についていくしかなかった。そんな中で、仲の良かった友達にお別れを告げると、みんながオンラインゲームをやろう!と誘ってきてくれました。
正直、自分ではオンラインゲームとは何かが分からなかったけれども、取りあえず会えるのであれば、ということではじめました。
オンラインゲームの中では、友達にいつでも会えるし、「こんにちは」「またね」などの、ごく普通の挨拶が出来ることがとても嬉しかったです。
その友達とは今でも一緒にゲームをします。
もちろん、転校した後はうまく溶け込めることが出来るか心配でしたが、ゲームでのチャットで友達が相談に乗ってくれて、うまく溶け込めることが出来ました。
そんな友達とは今でも仲良くやっています。
そしてこれからも・・・友達、いつもありがとう!

編集部からのコメント:
転校したツレとオンラインゲームで遊ぶ!今はええなぁ、そんなん出来るもんなぁ…
新しいツレも大事やけどやっぱり今までのツレも大事やねん。
やっぱり離れてても遊べて友達でおれるオンラインゲームって凄いわぁ…

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